カードローンの審査は、申込みをする金融機関やその他の条件によって、思っている以上に時間がかかってしまうことがあります。
最短30分で審査の結果が分かる金融機関もありますが、一方で、審査結果の連絡があるまでに1週間以上の期間を要してしまうケースもあります。
ここでは、カードローンの審査で時間がかかってしまう原因と対処法について、詳しく紹介しています。
融資を急いでいる方もいると思いますが、急いでいるときに自分がしなければならないことを理解しておくことも大切です。
申込方法などを間違えなければ、カードローンは即日融資も不可能ではありません。
お金を早く受取りたい方に役立つ情報となっていますので、最後までしっかりと確認してみてください。
カードローンの審査時間を短縮する方法ってある?
カードローンの審査時間を短縮するには、いくつかのポイントがあります。
基本的には、審査時間を長くしてしまう原因を理解して、それをしないように注意すれば済みます。
ポイントとしては、5つありますので申込みにあたってしっかりと理解しておいてください。
連絡先は入力ミスは厳禁
連絡先の入力ミスは、審査時間を長くしてしまうばかりか、審査に落ちる原因にもなってしまいます。
カードローン会社に伝える連絡先は、自分の携帯電話と勤務先の住所や電話番号です。
まず、自分の携帯電話の番号を間違えて伝えてしまうと、審査結果の連絡をすることができなくなります。
「正確な番号を伝え直せば良い」と思うかもしれませんが、そのいい加減さが審査でマイナス評価となり、審査落ちになってしまうこともあります。
勤務先の住所や電話番号も同様です。
とくに勤務先の電話番号を間違えてしまうと、在籍確認の手続きができずに審査落ちになってしまいます。
希望限度額は必要最小限にする
カードローンの申込みで希望限度額を多くしすぎてしまうと、審査担当者の印象を悪くします。
まず、収入に対して希望限度額が多すぎると、「返済できると思ってるのか?」と思われてしまいます。
また、カードローンの仕組みや金利などについて無知であることを示しているようなものです。
カードローンは、他のローンと比べて金利が高く設定されているので、少ない金額を短期間で返済する使い方が基本です。
高額融資にチャレンジするというような無謀なことを考えず、必要になっている最小限の金額を伝えて、確実に審査に通るようにするべきです。
カードローンが初めての申込みなら、5万円~10万円くらいの希望額で申し込んでみてください。
他社借入額は正直に申告する
カードローンの申込みでは、他社の借入残高や件数について申告します。
他社の金融機関との取引き状況は、信用情報機関で確認することもできますが、なぜ尋ねられるかというと、あなたの信用について確認したいからです。
正直に別会社のローンの状況を伝える人なのか、それとも、少なく見積もって伝える人なのかが審査で見られています。
つまり、他社の借入額は、たとえうっかりであったとしても間違えると致命的なミスとなってしまいます。
借金の情報を過少申告したという理由で審査落ちになってしまいますので、絶対に間違えないようにしてください。
なお、他社借入額は、銀行カードローンや自動車ローンなどは含まれませんので、間違いないように注意しましょう。
必要書類を事前に準備しておく
カードローンの申込みでは、本人確認書類と収入証明書類の2種類の種類を用意することになります。
本人確認書類は、名前や住所などが正確であることを確認するために利用します。
具体的には、運転免許証やパスポート、個人番号カードなどを写メで撮影して提出します。
収入証明書類は、必ず必要になるというわけではありませんが、希望する金額が多いときに提出するように求められます。
収入証明書類の提出が求められたときは、源泉徴収票や確定申告書の写し、給与明細書などを提出します。
カードローンのオペレーターや審査担当者から提出するように言われてから用意することもできますが、できれば事前に準備をしてから申込むと審査がスムーズになります。
勤務先は直通などつながりやすい番号を申告
勤務先の電話番号を伝えるときは、内線ではなく直通電話などのつながりやすい番号を伝えるようにしてください。
繋がらない電話の番号をカードローン会社に伝えても、在籍確認の手続きができません。
また、一般的なカードローンの審査では、申込完了から1時間以内に在席確認の手続きが行われることが多くなります。
申込みをしたときに勤務先に誰もいない状況では、在籍確認の手続きができずに審査に時間がかかってしまいます。
融資を急いでいる場合は、できるだけ勤務先に人がいる時間帯に申込みをするのがおすすめです。
なお、派遣会社に勤めている方は、派遣先ではなく、派遣元の会社の電話番号を伝えるようにしてください。
審査時間を早くするには「申込み方法」が重要!?
カードローンの審査時間を早くするには、申込みをする方法や申込みの時間帯にも気をつける必要があります。
カードローンの審査は、平日の夕方以降や土日、祭日は、非常に混雑していることがあります。
審査が混雑していると審査の順番待ちをしなければならなくなるので、できれば平日の午前中に申込みをするといいでしょう。
ネットから申込む
審査時間を早くしたいときは、インターネットからの申し込みを選ぶようにしてください。
電話や郵送、ファックスなどの申し込み方法が用意されていることもありますが、時間がかかるのでおすすめではありません。
とくに郵送で申込みをしてしまうと、当日中の審査は絶対に受けられません。
審査結果の連絡も郵送になりますので、お金を受け取るまでに1週間近くかかることもあります。
インターネットからの申し込みなら、申込手続の完了と同時に審査が始まります。
審査時間が短いカードローンを選べば、当日中に融資を受けることも不可能ではなくなります。
平日の午前中が狙い目
カードローンの申込みをするときは、平日の午前中が狙い目です。
午前中のうちに申込みを完了させてしまえば、早ければ昼くらいには、審査の結果が出ています。
昼までに審査結果の連絡を受ければ、即日のカードキャッシングや振込キャッシングも間に合うようになります。
これに対して、夕方以降に申込みをしてしまうと、振込キャッシングでの即日融資は非常に困難になります。
審査も混雑してきますので、結果の連絡を受けるまでに時間がかかります。
融資を急いでいるときは、できるだけ早く申込みを完了させるというのが、なによりも重要になります。
カードローンの審査ってどうやってるの?
カードローンの審査を受ける際は、審査がどうやって行われているのかも理解しておくことが大切です。
いくら急いでいるからといって、カードローン審査に落ちてしまっては意味がありません。
カードローン審査の基本について紹介しますので、しっかりと理解しておいてください。
スコアリング審査で返済能力を数値化する
カードローン審査では、スコアリングという方式で手続きが行われています。
スコアリングというのは、すべての審査項目を数値化して評価する方法のことです。
例えば、年収100万円以下なら1点、150万円以下は3点、300万円を超えていれば10点というように数値にしていく方法です。
この数値化は、勤続年数や居住形態、固定電話の有無など、非常に多くの項目で行われています。
どの項目が重視されるかは、審査基準そのものになりますが、一般に外部に公表されることはありません。
個人情報の確認をして傷がないかチェック
カードローンの審査では、信用情報機関に登録されている個人信用情報の影響が大きいと考えられています。
信用情報機関に登録されている情報は、これまでの他の金融機関との取引きに関するものです。
つまり、他の金融機関との取引きで延滞などがあれば、そのことが信用情報機関に登録されるということです。
カードローンの審査の担当者は、他の金融機関で延滞があったのなら、当然、融資をしても延滞する可能性があると考えます。
融資をして延滞ばかりされてしまったり、債務整理なんてことになれば、審査をした担当者の責任になるので、評価が厳しくなるのは当然です。
カードローンの審査時間を短縮したいならWEB申込み後に電話
カードローンの審査にかかる時間を短縮したい場合は、インターネットで申込みを完了させた後に電話で相談することをおすすめします。
カードローン会社ごと、あるいは、申し込んだときの状況により異なりますが、審査を優先してもらえる場合があります。
審査を早く終わらせるためのアドバイスも受けられますので、まずは電話で相談をしてみるということが非常に効果的になります。
なお、融資が受けられるかどうかぎりぎりという場合もありますので、できれば収入証明書類(給与明細書など)を用意しておくのもおすすめです。
電話をかけたときに「給与明細書を提出できます。」と伝えておけば、審査がスムーズになり、融資も受けやすくなります。
審査に時間がかかる人の傾向とかってある?
審査に時間がかかってしまう人というのは、いくつかの特徴があります。
また、時間がかかったからといって、融資が受けられないわけではありません。
審査に時間がかかる場合の傾向について確認してみてください。
どんな人が審査時間が長引く?
審査に時間がかかってしまう人というのは、いくつかの特徴があります。
まず、在籍確認の手続きがスムーズにできない場合は、どうしても審査に時間がかかります。
在籍確認は、お勤め先の情報が正確であることを調べるものですので、省略するわけにはいかないからです。
電話をかけてすぐにつながれば良いですが、勤務先がお休みのときなどは、審査が翌日に持ち越されることもあります。
また、融資を認めるかどうかのぎりぎりのラインにある場合は、審査に時間がかかることがあります。
楽勝で審査通過、あるいは一発で審査落ちという場合は早いですが、ぎりぎりの時は、時間をかけてじっくり検討しなければならないからです。
返済能力が大きく影響する
他社の借入残高がある場合など、返済能力に問題があると考えられるときは、審査に時間がかかることがあります。
カードローンの審査は、基本的には、返済能力を調べるための手続きです。
返済能力に問題があると考えられるときは、一発で審査に落ちてしまうか、あるいは時間をかけてじっくりと検討するかのどちらかです。
後者の場合は、審査の結果が通知されるまでに時間がかかってしまいます。
当日中の融資に間に合わないこともありますので、できるだけ早めに申込みを済ませることが大切です。
審査の時間がかかる場合でも落ちるとは限らない
カードローンの審査に時間がかかったとしても、審査に通過できる場合があります。
むしろ、審査に時間がかかった理由が在籍確認の手続きの場合は、高い確率で融資が受けられると考えられます。
つまり、審査にかかる時間と融資が受けられる見込みには、なんの相関関係もないということです。
審査を待っている間に不安を感じるかもしれませんが、融資が受けられると期待して待つようにしてください。
なお、あまりに審査結果の連絡までに時間がかかっているときは、フリーダイヤルに電話をかけて、審査の状況を確認することもできます。
審査に時間がかかっている理由が聞けることもありますので、気になる場合は、電話で問い合わせをしてみましょう。
即日融資が希望なら消費者金融のカードローン
即日融資を希望している場合は、銀行よりも消費者金融のカードローンがおすすめになります。
金利が高めに設定されているので高額融資には向きませんが、ごく短期間の利用なら大きな問題になることはありません。
審査も30分~1時間程度で終わることが多いので、当日中にお金の受取りができることが多くなります。
大手消費者金融なら審査時間は最短30分!
プロミスやアコムのような大手消費者金融なら、審査が「最短30分」で終了するものもあります。
申込完了から30分で審査結果の連絡を受けられれば、ローンカードの発行まで含めて1時間以内にすべての手続きが完了できます。
ただし、大手の消費者金融は、とても人気があるので審査が混雑している場合もあります。
土日祭日の申込み、あるいは、平日の夕方以降の申込みのときは、審査が混雑していることを想定して行動するようにしましょう。
また、50万円を超える希望額のときに年始を証明する書類が必要になりますので、該当する方は、源泉徴収票などを早めに用意することも意識するようにしましょう。
大手なら成約率を公表している!
大手の消費者金融では、申込者に対する成約した人の割合を一般に公表しています。
公表されている成約率が高いところに申込みをすれば、借入れできる可能性が高いと感じられるかもしれません。
審査結果を待っている間のイライラも少なくなりますので、成約率が高い消費者金融を選んで申込むのも良いと思います。
ただし、信用情報機関の情報に問題があったり、現在延滞中の場合は、融資ができない場合もあるので、ある程度の目安にする程度にしてください。
成約率の高い消費者金融では、45%近くの人が借入れに成功できています。
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